2006年07月06日

大手生命保険会社の実際の「3利源」

読売新聞
Yomiuri Online > マネー・経済 > 特集 > なるほど経済 > 記事
(2006年7月4日 読売新聞) より引用です。


生命保険会社は「長寿」頼みと不透明


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 大手8社の3利源を総合すると、「死差損益」が2兆1500億円の黒字、「費差損益」も7300億円の黒字だが、「利差損益」は7000億円の赤字だ。

 生保の利益を支えているのが2兆円を超える巨額な「死差益」であることが明らかになり、「高すぎる想定死亡率を前提にした保険料の取り過ぎ」という批判も強まっている。

 生保各社の「想定」の基準となる標準死亡率は、1996年以降、10年間改定されていない。この間に平均寿命は女性で約2歳延びており、統計的にも過大な見積もりである可能性がある。

 保険会社は確実な保険金の支払い能力を保つ責任もある。このため、契約時に一定のリスクを見込んで多めに保険料を取り、経営を安定させる必要がある。リスクが実現しなかった場合は、契約者に配当として還元し、バランスを取るのが本来の仕組みだ。

 しかし、生保各社は内部留保を積み増しながら、契約者への配当については開示が不十分との批判が多い。


 3利源は、生保会社の収益構造を理解する助けになるが、限界もある。3利源は様々な要因で変動する指標でもある。

 


<<生命保険業界ニュースに対するコメント>>
生命保険会社の3利源については大手8社の数字が公開されており、これを見ることにより、単純に「死差損益」で儲けすぎといわれても仕方がないですよね。
保険料が高過ぎるということですよね。
また、運用利回りの問題でも、昔のツケを最近の契約者でカバーしているというのもなんともやりきれない問題ですよね。
結局はこの「3利源」も限界があり、様々な要因で変動するということなんですよね。
不透明が少しでも解消され、不払いなどの体質が改善されることを祈っています。


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生命保険会社の「儲けのからくり」情報開示

読売新聞
Yomiuri Online > マネー・経済 > 特集 > なるほど経済 > 記事
(2006年7月4日 読売新聞) より引用です。


生命保険の「3利源」 収益構造 情報開示

◆「保険料取りすぎ」批判も

 大手生命保険会社が2006年3月期決算で「3利源」と呼ばれる生保事業の利益の内訳を、初めて公表した。

 分かりにくい生保の収益構造を理解するためには一歩前進だが、限界も残る。
 
 保険金の不払い問題などで契約者から保険業界への批判が強まっているだけに、情報開示をさらに工夫する必要がある

 保険会社は、〈1〉契約者の死亡率〈2〉経費〈3〉運用利回り――を想定し、掛け金である保険料を決めている。

 この3つの項目で、想定と実績の差から生じる損益が「3利源」と呼ばれ、合計が「基礎利益」になる。

 具体的には、

 想定した保険金支払額と実績の差が「死差損益」(〈1〉)、

 想定経費と実績の差が「費差損益」(〈2〉)、

 契約者に約束した運用利回り(予定利率)益と実績の差が「利差損益」(〈3〉)だ。


 平均寿命が延びて保険金を支払うケースが減れば、死差益が増加する。

 保険会社がリストラを進めれば費差益が増え、資産運用が予想以上にうまく行けば利差益が出るという仕組みだ。



<<生命保険業界ニュースに対するコメント>>
生命保険というものが、どのような収益構造になっているのか?
非常にわかりにくく、また、情報開示も今までは、あまりされていなかったとのことです。
3利源ということではありますけれど、想定経費と実績の差が「費差損益」というのは、どんな業種でもありえることのような気がしますけどね。
あと、運用利回りもやはり重要なんですね。
一番大きいのはやはり、”想定した保険金支払額と実績の差し”の部分だと思うんですけど、ここの部分で、不払いとかあると、まさに、けしからんということなんですよね。
企業の儲けだけでなく、契約者の視点に立って考えてほしいもんです。



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